広島へ毎年出かけているのに、一度も採れていないクジャクギフ。以前、珠玉の標本箱シリーズから写真を引用したことがありますが、今回、蝶友の標本の写真を撮らせてもらったので、どんなものかを載せておきます。完品の雌です。後翅の翅の骨に当たる翅脈が多くなって、翅脈によって区切られる翅の室が増えます、その分、室毎に形成される紋様の数も多くなって、ギフの場合、亜外縁の青色の紋は普通4つですが、クジャクギフでは6つ以上、スーパーになると10以上もあるようです。同様の多翅脈形質は滋賀県永源寺町でも記録されていますが、こちらはギフチョウそのものがいなくなってしまったとのこと。
ご無沙汰しております、東京町田の小倉勘二郎です。最近はギフチョウの飼育で春は忙しいです。
知人の所で昨春藤兼産クジャクギフ1♂が生まれました、多翅脈6個なのでクジャクギフと言えるでしょう。
この地では以前マルギフも誕生し、遺伝的な物と判別しました。累代飼育すると今まで記録されなかった場所で、変わったものが見つかります。
私の所では、今まで新潟、山形でしか記録のなかったキンギフが兵庫県西脇市産の物から出現しました。
飼育もまた楽しいです。
今後共「ちょうの歳時記」頑張ってください。
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コメントと貴重な情報ありがとうございます。今年もクジャクは行ってみます。一緒に備前の短尾ギフも狙ってみます。Oさんこそ、累代飼育、よろしくお願いいたします。
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コメントと貴重な情報ありがとうございます。今年もクジャクは行ってみます。マルギフは私も庄原で採りました。今年はクジャクと一緒に備前の短尾ギフも狙ってみます。小倉さんこそ、累代飼育、よろしくお願いいたします。
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