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ゼフィルスの母蝶採卵

ウラジロミドリシジミの母蝶4頭が昇天されました。6月23日に採集して23日生存の間に200卵以上をカシワやナラガシワの枝に産みました。長く生きて頑張って産んでくれた例です。お嫁入り先もたくさんあって、順調です。8卵の卵塊から1卵ずつまで、産卵数はいろいろ。また産卵位置も径1.5cmくらいの枝のしわや枝の分岐部(写真1)、枝と葉の隙間、鱗片の陰など様々でした。 今年母蝶採卵を試してみた他の種は 1) ミドリシジミ: 約2週間生存したものの2雌で1卵。細い枝ではだめなのかな。 2) カシワアカシジミ: 2雌で産まず。(この何年かで袋掛けや大きな容器、小さな容器、いろいろ試していますが、コツがつかめずにいます。) 3) ウラミスジシジミ: 2雌で進行中。ナラ類の芽が大きくならないとダメかと思いましたが、3卵塊産卵しました。コナラの小枝分岐部(写真2)とミズナラの小さな芽周囲です。ウラミスジの卵は突起がたくさんあり、携帯用マクロで写しました。 秋にはヒサマツミドリの母蝶採集に行こうかと考えていますが、母蝶からの採卵は、まだまだ出たとこ勝負感が強く、丁寧にできていません。

ウラジロミドリシジミ卵 ウラジスジシジミ卵

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