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気分は北海道 3 カラフトヒョウモン

北海道にはClossiana属ヒョウモンが3種います。生息地の標高が高い方から、アサヒヒョウモン、ホソバヒョウモン、カラフトヒョウモン。カラフトヒョウモンは、現在数の少ない蝶となっていますが、昭和41年発行の『標準原色図鑑全集1蝶・蛾』の分布の項では”日本では北海道にだけ産し、中部・東部の低山地から山地にかけて各地にわりあい多い”と記してあります。現状、ホソバヒョウモンは山へ入ると容易に出会えるのですが、カラフトヒョウモンは採集しにくい蝶になってきました。低山地の生息地だった草原が減ってきたからでしょうか。山地ではホソバヒョウモンが優勢です。またアサヒヒョウモンは天然記念物、大雪山にしかいないので、手が出ません。写真上段は雄、雌表面の綺麗な標本がないので、裏面だけ。

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