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ギフチョウの羽化準備 1

陽射しが春らしくなってきて、もぞもぞ庭へ出ても日中はさほど寒くありません。今日は購入したギフチョウ蛹の羽化準備をしました。ギフチョウの蛹は地面に転がしておいても良いのですが、たまに蛹殻からお尻が抜けずに羽化失敗する個体がいるので、糸の外れていた蛹を水溶性ボンドで爪楊枝にくっつけました。この蛹は多翅脈形質なので、翅がきれいに伸びない可能性もあります。発泡スチロールの羽化箱に敷いた赤玉土すれすれに爪楊枝を刺して蛹を固定し、翅を伸ばすための支え棒を何本か入れます(写真1)。まだ2月上旬なので、羽化には早いのですが、糸が外れた蛹は冷蔵庫に入れていたので、野外の気温で徐々に羽化準備をしてもらうことにしました。今年は広島産のギフ蛹もあるので、もう少ししたら羽化箱がいくつか並ぶことになります。

     ギフチョウ羽化箱

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