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北海道遠征 – 3 カラフトタカネキマダラセセリ

北海道で採りたい蝶、いつも気にかかるのがカラフトタカネキマダラセセリ、略してカラタカ。北海道の低地では5月下旬から、高地では7月からと発生期の幅はあるのですが、セセリなので羽化後の劣化が早く、縁毛が綺麗に揃った個体はなかなか採集できません。写真1は今回、標高310m地点で見つけた雄、縁毛が無くなっていて、時期遅気味。ここでは雌が綺麗な状態でした。写真2は標高1100m地点で雨中、静止している個体。羽化間もないと思われる新鮮さ、こういうのを採りたいといつも思っています。小型のセセリは三角紙に取り込むまでに傷むので、補虫網からフィルムケース(35mmフィルムの包装容器だったプラスチックケース)に移すのがお薦めです。写真2の個体は直接フィルムケースに収納しました。

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